1. サービス利用状況
基本機能はどなたでも無料でご利用いただけます。1日の利用枠の範囲内で、料金は一切かかりません。回答はホストされたモデルにより生成され、収録コーパスに基づきます。
無料での提供を続けるため(モデル利用コストの管理と、お一人あたり公平な1日の利用枠のため)、探究(チャット)のご利用には Google アカウントでのログインが必要です。記録される情報とその取り扱いはプライバシーポリシーをご覧ください。
利用枠は1日あたりの処理量で定めており(協定世界時の0時、日本時間の午前9時にリセットされます)、入力欄の下に残量を割合で表示しています。同じ枠で何回質問できるかは設定によって変わります — 軽いモデルと少ない文脈数なら多く、高性能なモデルや多くの文脈数なら少なくなります。設定を変えると消費の速さも変わるので、必要なところに枠を使っていただけます。あわせて、サービス全体にも1日あたりの処理上限を設けており、これに達した日は翌0時まで新しいご質問をお受けできません。いずれも研究プロジェクトとしての運営費を有界に保つための措置で、運用状況により調整されることがあります。
2. ジャンル・著者・著作フィルター
- ジャンル(大分類・小分類):文学ジャンルで検索対象を絞り込みます。大分類を選ぶと小分類の候補が連動し、どちらも空欄のままでも構いません。ジャンルを選ぶと著者・著作の候補も該当範囲に絞られます。
- 著者:検索対象を特定の著者に限定します。未選択ならコーパス全体が対象です。
- 著作:著者を選ぶと、さらに特定の著作へ絞り込めます。
- 選択を除外:著者・著作の選択を反転し、選んだもの以外を検索します。ジャンルフィルターはこのトグルとは独立で常に絞り込みとして働きます。
3. モデルと文脈数
回答を生成するモデルは3つから選べます。無料プランでもすべて使えます— 上位のモデルは1回あたりの処理量が大きいので、同じ利用枠で答えられる回数が減る、という形で違いが出ます。
- 低コスト(
gemini-3.5-flash-lite、既定):軽くて速く、ふだんの質問に十分です。 - 標準(
gemini-3-flash-preview):より深く考えるため、複雑な問いや長い文章の生成に向きます。1回あたりの処理量は低コストの約1.5倍で、その分だけ利用枠を早く使います。 - 高性能(
gemini-3.8-flash):最も深く考えます。込み入った比較や、長く緻密な文章に向きます。処理量は通常は低コストの約4倍ですが、2026年内は提供元の値下げにより約2倍で済むため、無料プランでも1日12回ほど利用できます(2027年からは1日6回ほど)。
文脈数は、1回の質問で取得する原典の数です。無料プランは1〜5(既定は3)、有料プランは1〜10(既定は5)です。数を増やすと網羅性は上がります。ただし取得した原典は、同じ会話の以後のやり取りにも文脈として引き継がれるため、数を増やすと利用枠の消費もその分だけ速くなります。
4. 出力モード
- Q&A:精密な典拠つきの簡潔な回答。
- 学習(Study):背景や訳出した典拠を交えた、包括的でわかりやすい解説。
- 専門解釈(Research):文献学的分析と解釈に踏み込んだ注釈。
- 対話(Conversation):選んだ古代の著者や登場人物と対話します。
- カスタム(Custom):独自のシステムプロンプトで専門的タスクに対応します。
- No Context モード:原典を検索せず、モデルの学習知識から回答します。翻訳・着想・コーパス外の広い文脈での捉え直しなどに有用です。
5. 探究画面
- 質問を入力して Enter で送信します(改行は Shift+Enter)。
- 回答には番号付きの引用が織り込まれ、番号をクリックすると根拠となる一節へ移動します。典拠パネルには各一節の原文・英訳・底本・コピー可能な引用が表示され、見開き表示では原文と英訳を左右に並べて読めます。
- 回答の後には関連する質問が提案され、探究の次の一手を選べます。同じ質問に答え直させるには再生成を使います。
- 探究はブラウザのローカル履歴に保存され、切り替え・削除・新規作成がいつでもできます。サーバー側に何が残るかは第6節をご覧ください。
- 会話は引用ごと Markdown / JSON で書き出せます。
6. 会話履歴と、サーバーに残るもの
画面に表示される探究の履歴はお使いのブラウザ内(localStorage)に保存されます。そのため履歴は「この端末のこのブラウザ」に固有です。再読み込みや再起動では消えませんが、端末間で同期されることはなく、ブラウザのサイトデータを消去すると(プライベートブラウジングの場合はその終了時に)削除されます。
これとは別に、サーバー側には2種類の記録が残ります。
- 利用統計(全リクエスト):選択したコーパスの範囲、モード、処理時間、トークン数の概数、成否、言語設定など。ご質問と回答の本文、アカウント識別子、IP アドレスは含まれません。
- 対話の記録(研究利用に同意された場合のみ):ご質問、生成された回答、引用された典拠。既定はオフで、設定からいつでも切り替えられます。オフのままなら本文が保存されることは一切なく、機能が制限されることもありません。オンにしたあとで停止するときは、すでに保存された記録を残すか、すべて削除するかをその場でお選びいただけます。残した場合も、アカウント画面からいつでも削除できます。
ブラウザの履歴を削除しても、サーバー側の記録は削除されません。記録の内容・保存期間・削除のご請求はプライバシーポリシーをご覧ください。
- 履歴は最新30件まで保持され、上限を超えると更新が古いものから自動的に削除されます。
- 恒久的に残したい探究は書き出し(Markdown / JSON)をご利用ください。典拠も含めて保存されます。
- ひとつの会話の中では、それまでのやり取りと参照した原典がすべて文脈としてモデルに渡されます。途中で切り捨てられることはありませんが、会話が一定の長さを超えると、新しい探究を始めていただくようご案内します。
ホーム画面に追加して使う
スマートフォンやタブレットでは、ホーム画面に追加すると、アドレスバーのない全画面で アプリのように起動できます。Android の Chrome では「インストール」の案内が表示されます。 iPhone・iPad では案内が出ないので、Safari の共有ボタンから「ホーム画面に追加」を選んでください。 追加しても中身は通常のウェブサイトのままで、オフラインでは利用できません。
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謝辞
- 萩原学術振興財団 2023年度(第4回研究助成)
- 三菱財団 人文科学研究助成 2024年度
- 情報・システム研究機構 データサイエンス共同利用基盤施設 共同研究費(ROIS-DS-JOINT FY2024-1)
データソース
本コーパスは Perseus Digital Library および Open Greek and Latin(First1KGreek)プロジェクトを基盤とし、Humanitext Planetarium が編纂した作品を加えています。テキストは Humanitext パイプラインで再分節・正規化し、著者名・作品名、ジャンル分類、引用形式は Humanitext チームが整備しています。収録作品の全リストはコーパスタブからご覧いただけます。
クレジット
- 岩田 直也(名古屋大学/国立情報学研究所)
- 田中 一孝(桜美林大学)
- 小川 潤(東京大学)
リファレンス
- 岩田直也、田中一孝、小川潤「大規模言語モデルを活用した西洋古典研究と教育」『人工知能学会全国大会論文集』第38号、2024年5月. DOI: 10.11517/pjsai.JSAI2024.0_1N4OS1805
- 岩田直也、田中一孝、小川潤「コンテクスト指向翻訳による古典テキスト意味検索精度の向上」『人文科学とコンピュータシンポジウム(じんもんこん)論文集2024』.

